伊豆人.S様姉弟
"のんびりゆったりした『ふるさと』を求めIターンをした伊豆人"
S様姉弟
Sさんご姉弟は定年退職し、東京からのんびりゆったりした第2のふるさとを求め、日本各地を周り最終的に気候も温暖で過ごしやすい伊豆を選択し平成17年5月にIターンをした伊豆人です。
一去年、伊東市の荻地区にあるゆったりした敷地の一戸建を購入し、ご自身でリフォームをしながら暮らしていらっしゃいます。
「各地を周りましたが伊豆は気候も温暖で第2の人生を送るには過ごしやすく決めました」
お二人のふるさと探しの条件は家庭菜園など土と親しみながら「ゆっくりと過ごしたいな~と」 第2の永住地を探し始め、各地をまわられたようです。
最終的に気候の良い伊東に永住地を決めたそうです。
生活の場を東京から伊豆に移したSさんはこちらで実現したかった事のひとつが薪ストーブ!
電気やガスなどではなく手間はかかっても、ゆっくりと優しく揺らめく炎は実際の温かさの他に 心まで温めてくれる優しい柔らかさが魅力との事でした。
今も敷地の片隅にはこの冬に使用する薪が きちんと積まれています。
「どっかで、薪用の木の伐採があったら、すぐ声をかけてください」
私達も仕事柄伐採の情報は入りやすいので伐採があればすぐに連絡をさせていただきます。
その念願の薪ストーブの前で菜園のことやリフォームについてのお話を色々うかがいました。
使い勝手のよさを追求し自らの手でリフォーム
もともと器用な弟さんは、いろんな職人さんに相談しながら室内を少しずつリフォームしています。
こちらの建物は元々は2階へは外階段からの出入りしかできなかったものを内階段にした方が使い勝手も良くなるとコツコツ作りついに立派な階段が完成しました。
それだけでなく、1階部分にあった土間の一角を作業の合間に休憩をしたり、近所の方達との雑談が出来る場所としてリフーム中です。
庭からのS邸
伐採したヒノキ
階段も自作
元々敷地にあったヒノキを飾り柱に使ったりもされてちょっとびっくりしました。
というのは、このヒノキの伐採は私も手伝ったのです。
この一戸建てを売り出す前にも敷地内の木を多少は伐採したのですが、購入後には再度残す木と伐採する木を選びました。
この柱に使っているヒノキも伐採のグループに選ばれたのですが、倒す途中に桜の木に引っかかったりして大変思い出がある木です。
伐採して捨ててしまえばその思い出も流れる年月に埋もれてしまうのですがこのように形として残っているとただの思い出ではなくなりますよね。
このような所にも大切に家を育てて行きたいSさんの気持ちがわかります。
家庭菜園とバラ園で土と親しむ
おいしそうな大根
各種野菜が育つ
向こうはバラ園
200坪ある敷地ですが、弟さんは畑を、お姉さんは、庭をバラ園にすると楽しげにお話されていました。
家庭菜園も徐々に本格的に育てる野菜の種類も増えてきています。丁度今はいつ収穫してもいいような大根が 立派に育っていました。
こうして自分で作った野菜を収穫する時がのんびり思ったように暮らせる幸せを感じる時だと笑顔でおっしゃっていました。
最後に「今度はお酒でも持ってよりなよ」と、お誘いを頂きました。